全てのデータの一元管理
生データファイルから処理済み・統一化済みデータ、解析対応のデータセットやレポートまで、全てのデータを高性能かつセキュアなデータ管理システムに集約します。また、LIMSやサンプル管理システムを含め、外部ファイルシステムや公共およびプライベートデータベースからのデータの取り込みも容易に自動化可能です。
Genedata Profilerは、あなたのデータをセキュアにFAIR(Findable=見つけられる、Accessible=アクセスできる、Interoperable=相互運用できる、Reusable=再利用できる)に管理します。CROなどの外部パートナーとの連携やチーム内のデータ共有において、センシティブな患者データをきめ細やかなユーザーアクセス制御と権限設定によりセキュアに管理します。詳細はこちら。
多種多様な生データの高速処理
次世代シーケンス(NGS)、マイクロアレイ、質量分析(MS)、免疫組織化学(IHC)など、どのような実験から得た生データであっても、その処理ならびに品質管理(QC)を自動化できます。複雑な過程からなる一連の解析は、あらかじめ最適化されたワークフローを使用することで簡単に処理できます。何百ものアルゴリズムが用意されている上、ユーザー独自のアルゴリズムを組み込むことも可能です。
ドラッグアンドドロップによる簡単操作でこれらを組み合わせ、オリジナルワークフローを構築することができます。あとはファイルを追加し、パラメータを指定し、ワークフローの実行ボタンを押すだけで、何百ものゲノムが、数日ではなく数時間の単位で解析されます。データは各ステップ毎に可視化され確認できるため、生データのライフサイクル全体を管理することが可能です。(最新の機能についてはこちら)
統合データセットの活用
Genedata Profilerでは、複数のプロジェクトに由来するデータも容易に統合できます。自動化ワークフローによりフォーマットや単位などの違いを統一化し、またサンプルごとにマルチオミクス・バイオマーカー・クリニカルデータを紐づけていきます。これらの過程を経て構築された統合データセットこそが、次の研究ステップへ価値ある知見をもたらします。最も注視する解析対象にアプローチするため、簡単な操作でデータテーブルを選択し、絞り込み、別のテーブルと融合させることも可能です。
研究者や開発担当者は、高機能な解析データベースとユーザー毎の権限設定によって、高速かつ安全な方法でデータへアクセスし、探索を進めることができます。患者の同意撤回を含め、解析用データセットはリアルタイムで更新されるため、センシティブな患者データも常に保護された状態で管理されます。
データ探索と効果的な可視化
Genedata Profilerに搭載されている「Analyst」は、洗練された統計解析を可能にする双方向性データマイニング・可視化ツールです。要約統計から生存分析、機械学習アルゴリズムまで、膨大な数の統計手法が搭載されています。
またRStudio、Tableau、Spotfire、PowerBI、Jupyterなど、他のデータ可視化用解析サービスへ接続することも可能です。柔軟なAPIにより、希望のサードパーティーツールと連携し、ユーザー独自のダッシュボードを自由に作成できます。選択したツールにかかわらず、全てのデータはGenedata Profiler側で常にセキュアに管理されます。