Genedata Profiler、Bio-IT World 2022 Innovative Practices Award “Personalized & Translational Medicine” 部門 受賞

データの民主化、データ解析の統一化、ならびにAIの活用によってトランスレーショナルリサーチをデジタル化し、新たなバイオ医薬品の開発を効率化する革新的なソリューションが業界アワードを受賞

May 3, 2022
Basel, Switzerland

スイス・バーゼル、2022年5月5日 — Genedataはこの日、トランスレーショナル／クリニカルリサーチのための革新的なデータ統合・解析ソリューション「Genedata Profiler^®」がBio-IT World 2022 Innovative Practices Award “Personalized & Translational Medicine”部門を受賞したことを発表しました。Genedata Profilerは、Genedata Biopharma Platformを構成するソリューションの一つで、ビッグデータの活用促進、大規模組織内のデータアクセスの民主化、前臨床研究と臨床研究に跨がる非常に複雑な研究開発ワークフローの自動化を可能にします。これにより、バイオファーマ企業におけるプレシジョンメディシンの開発プロセスを大幅に加速し、臨床試験の成功率を向上させます。

表現型、臨床データに、マルチオミクス、イメージング、バイオマーカーが加わり、研究開発の鍵を握る貴重なデータ資産として認識されるようになってきています。一方で、これらのビッグデータを効果的に活用し、意思決定に必要な知見を得ようとするには、研究開発サイクルを通じて生成されるデータの複雑さ、多様性、膨大な量、そしてバイオファーマ業界で長らくサイロ化されてきたデータの管理手法が大きな妨げとなっています。Genedata Profilerは、これらの課題を解決するため、業界のリーディング企業との密なコラボレーションのもと開発されました。今回の受賞は、このソリューションがバイオファーマ業界にもたらす価値を改めて証明しています。

Genedataのカスタマーは、ソリューションの活用により、前臨床、臨床、RWEのマルチモーダルデータを統合し、バイオマーカーに基づく新たなバイオ医薬品の開発や、よりスマートな臨床試験のデザインを実現しています。Genedata ProfilerはGxP環境に対応しており、探索的な前臨床データ解析から後期臨床試験におけるメタ解析まで、バイオ医薬品の研究開発ステップ全般に利用することができます。異なるテクノロジーやプロジェクトを跨いだデータの統合と調和、効果的な可視化による結果の解釈、そして新たな仮説の構築、というイノベーションサイクル全体をサポートすることで、運用コストの大幅な削減と生産性の大幅な向上を可能にします。サイロ化が解消され、データを多数が利用する文化が浸透することで、日々のオペレーションがより効果的になり、シームレスかつタイムリーな組織間・組織内のコラボレーションが可能になる点も、ユーザーである多くの研究者が挙げるこのプラットフォームソリューションの大きな利点です。

Genedata Profilerは、ワークフローコンセプトに基づいて、プレシジョンメディシンの推進に不可欠であるビッグデータの可能性を最大限に引き出します。常に最先端のサイエンスとテクノロジーに対応するため継続的な開発が行われており、AIを用いた革新的なアプローチに向けても、そのデータおよび解析の基盤を提供します。様々なデータ解析や可視化手法に対応した柔軟なインターフェースにより、新たな科学的知見が得られることも、メリットとしてユーザーが強調する点です。

Genedata CEO Othmar Pfannesは次のようにコメントしています。「今回でGenedataとして通算3つ目となるBio-IT Innovative Practices Awardの受賞を光栄に思います。本賞については、複雑なバイオ医薬品研究開発プロセスをデジタル化する上で、業界のイノベーターとのコラボレーションに重点を置いたGenedataのアプローチを高く評価してくださったものだと認識しています。今後もパートナーがプレシジョンメディシンをより効率的に開発し、可能な限り早く提供できるようサポートすることに全力を尽くします。」

About Genedata

Genedata transforms data into intelligence with innovative software solutions that incorporate extensive biopharma R&D domain knowledge. Multinational biopharmaceutical organizations and cutting-edge biotechs around the globe rely on Genedata to digitalize and automate data-rich and complex R&D processes. From early discovery all the way to the clinic, Genedata solutions help maximize the ROI in R&D expenditure. Founded in 1997, Genedata is headquartered in Basel, Switzerland with additional offices in Boston, London, Munich, San Francisco, Singapore, and Tokyo.
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