理化学研究所 ゲノム医科学研究センター、ハイスループット プロテオミクス 研究開発にGenedata Expressionistを導入

日本最大規模の研究組織にて、大量マススペクトルデータ処理と解析のボトルネックを、Expressionistが解決

Basel, Switzerland and Tokyo, Japan, February 16, 2010

バーゼル スイス、東京 - 2010年2月16日-- ジーンデータ社 - 創薬・ライフサイエンス研究用 先端ソフトウェアソリューションプロバイダーは、本日、日本の研究機関である理化学研究所 (ゲノム医科学研究センター) にて、がん研究のバイオマーカー探索研究サポートの為に、Genedata Expressionistが導入選択されたことを発表します。理化学研究所では、血清ベースの診断方法開発の為、プロテオーム解析、マス スペクトロメトリーによるバイオマーカー探索を行っています。

理化学研究所 バイオマーカー探索・開発チーム プロジェクトリーダーの植田幸嗣 博士は 「私達は、当プロテオミクス研究施設にて、大量のマスデータを生成しています。」と語り、「データ解析作業は、主要なボトルネックの一つでしたが、Genedata Expressionistは、私達のハイスループットニーズを満たす唯一のソリューションとなりました。」 と述べています。

理化学研究所 バイオマーカー 探索・開発チームは、ハイスループットなLC-MSベースのプロテオミクスデータの処理と解析の為に、Genedata Expressionistのシステムを構成するモデュール、Refiner-MSとAnalystを利用しています。RefinerMSは、数千サンプル、テラバイトのマス 生データを、高度なアルゴリズムと直感的な視覚化により、ピーク強度とアライメント補正、ピーク検出、定量化およびマッチングを行います。

植田博士は、続けて「臨床プロテオミクスの分野においては、サンプル個々のバリエーションの存在から、出来るだけ多くの臨床サンプルを分析する必要がありました。そこでは、大量のマスデータのアライメント処理という問題を抱えておりましたが、RefinerMS使用により解決しました。現在、我々は自信を持ってピークデータの定量化、同定を行うことが出来ます。このことは、我々の包括的なバイオマーカー探索開発を改善する結果となりました。更に、Analystの支援を得て、洗練された統計解析に集中でき、多面的データマイニングを通じ、私達がヒト 血清において最善の予測バイオマーカーを見出すことが出来ます。」と述べています。

ジーンデータ社 CEOオスマー ファーネス博士は「理化学研究所は、日本最大規模の研究機関であり、早期のがん診断とリスク同定のためにバイオマーカーを発見することで多大な成果をあげています。」と語り、「私達は、この日本で名声のある理化学研究所がGenedata Expressionistをバイオマーカー探索プロジェクトにおけるコンピュータソリューションとして選択されたことを、大変光栄に思います。今回選択して下さったことが、日本におけるジーンデータ社の継続的な発展をもたらすことになると強く思っています。」と述べました。

理化学研究所 ゲノム医科学研究センター
日本のミレニアムゲノムプロジェクトの一つとして2000年に発足した理研遺伝子多型研究センターとして知られていました。理研ゲノム医科学研究センターは、2008年に現在の名称に改称されました。本センターの主要な役割は、大規模かつハイスループットなSNPゲノムタイピング技術の確立を通して、オーダーメイド医療の実現を目指すインフラストラクチャーを構築することです。これらの技術を用いることで、研究者はヒトゲノムにおけるSNPを解析し、疾病関連の遺伝子や薬剤応答遺伝子を探索し遺伝子機能におけるSNPの効果を検証しています。www.src.riken.go.jp

ジーンデータ社
ジーンデータ社は、創薬とライフサイエンス研究の先端ソフトウェア群を提供することで、データを知識へ変換します。これを通じ、研究標的、リード、バイオマーカー発見に繋がっています。Genedata Phylosopher®、 Genedata Screener®、 Genedata Expressionist® は、世界トップ50の製薬企業及び先端研究機関の多くの組織でお使い頂き、その研究結果を扱いやすく、理解しやすくすることで、世界中で、疾病と闘い、健康を改善することに貢献する科学的発見を可能としてきました。Genedataは1997年に創立された株式非公開会社で、本社はスイス バーゼルにあり、支社は東京、ドイツ、米国にあります。www.genedata.jp