Genedata Imagence 5.0 リリース
革新的なデータQCワークフローと高い柔軟性・拡張性の導入展開オプションにより、研究開発組織全体におけるイメージングアッセイの解析を産業化
April 28, 2022
Basel, Switzerland
スイス・バーゼル、2022年4月28日- Genedataはこの日、バイオ医薬品の研究開発におけるハイコンテントスクリーニング(HCS)画像解析を革新へ導くエンタープライズソフトウェアソリューションの最新バージョン「Genedata Imagence® 5.0」をリリースしました。Genedata Imagenceは、Bio-IT Worldのアワードを受賞した実績のあるプラットフォームです。その最新バージョンは、ImagenceによってHCS画像解析ワークフローの自動化ならびに複数機器からのデータの統合を行っているバイオ医薬品業界のリーディング企業との緊密なコラボレーションのもと開発されました。Imagence 5.0は、バイオ医薬品のラボにおいてルーチンで行われ、その数が増え続けている標準的なHCSアッセイに対し、自動画像解析の水準を高める新たなアルゴリズムを提供します。このアルゴリズムによって、解析結果における品質の問題が特定しやすくなり、結果の信頼性ならびに解析の堅牢性が高まることで、より深い知見を得られるようになります。継続的なアーキテクチャの向上に取り組んでいるため、あらゆる組織とそのIT環境に対して、拡張性・効率・費用対効果の高いコンピューティングの導入オプションも幅広く備えています。
新アルゴリズムが解析結果の信頼性を高め、より深い知見へ導く
ディープラーニングを活用したGenedata Imagenceプラットフォームは、時間のかかる画像解析の設定を自動化することで、HCSアッセイを従来の解析手法より迅速にスケールアップすることができます。そしてスケールアップした実験において、再設定の必要なく、複数のランでバイアスのない解析を一貫して適用し、従来の設定よりも早く実施することができます。また、強化されたアーキテクチャによって、オンプレミス、クラウド、またはハイブリッドモデルによるグローバルな導入展開に柔軟に対応し、システムの拡張性を高めるとともに、HCSアッセイのスケールアップや解析自体にかかる時間とコストを削減します。
新たなアルゴリズムが研究者にもたらす価値:
• 業界初、細胞単位でデータの品質問題を特定
• 新たなQCワークフローで解析結果の信頼性を向上
• 予期せぬ表現型を表す細胞を探知しメカニズムの知見を得る
• 新しい表現型のクラスを解析中に定義しインクリメンタル学習のモデルに追加
• 堅牢なアッセイポートフォリオにおいて異なるアッセイ間での解析数を増大
Imagenceは、AIを用いた画期的なHCS画像解析が評価され、Bio-IT WorldにおいてBest Practices賞とBest in Show賞を受賞しました。Genedata Ready-to-Runプログラムをもとに、一つのベンダーに依存することなく、業界の主要な機器ベンダーとの最高のインテグレーションを提供するとともに、APIを活用することで、必要に応じてその他の機器プロバイダーとも迅速にインテグレーションが可能です。
Genedata CEO Othmar Pfannesは次のようにコメントしています。「2018年から数えて5回目のフルバージョンリリースとなったImagenceは、ディープラーニングを用いたHCS画像解析の紛れもないリーダーとして存在しています。」
Imagenceは、ディープラーニングを用いたHCS画像解析の紛れもないリーダーとして存在しています。