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Genedata Expressionist 2025.1 リリース:品質管理における新規ピーク検出を用いたMAMを可能に

研究開発から規制環境下のQCにいたるまで、質量分析による不純物分析をサポートする最新バージョンをリリース

April 23, 2025
Basel, Switzerland

スイス・バーゼル、2025年4月23日-Genedataはこの日、質量分析(MS)を用いたバイオ医薬品の特性解析・品質管理を効率化・自動化するプラットフォームの最新バージョン「Genedata Expressionist® 2025.1」のリリースを発表しました。本バージョンでは、合成オリゴヌクレオチドならびにmRNA医薬品の特性解析向け機能を拡張しました。また、新規ピーク検出(New Peak Detection:NPD)の新たなワークフローを導入し、Multi-Attribute Method(MAM)全体の効率と信頼性を向上させます。

NPDにおけるデータ解析の最も大きな課題は、複雑なスペクトル内の真のシグナルを同定し、偽陽性と区別することであり、通常、専門家が時間をかけてマニュアルレビューする必要があります。これに対し、Genedata Expressionistは、偽陽性を検出し低減するとともに、MSエキスパートでなくともQC設定によるルーチン解析を可能にするアルゴリズムを導入しました。

業界を牽引するパートナーらとの緊密な協力により開発されたGenedata Expressionistは、堅牢で効率的かつユーザーフレンドリーなNPDワークフローを持ち合わせており、アーティファクトの自動検出と逐次フィルタリング戦略によって、大規模なデータセットにおける偽陽性を実質的に排除します。自動化されたワークフローは、比類のない精度とスピードで新規・変化・欠落したシグナルを検出し、また、直感的な可視化機能は、解析結果の概要が一目で分かる画面表示で、非専門家によるMS結果のレビューを容易にします。

Genedata President Othmar Pfannes, Ph.D.は次のようにコメントしています。「MAMを用いたNPDワークフロー全体の統合と自動化を実現するソリューションはゲームチェンジャーであり、QCにおけるMAMの早期利用開始を促進するでしょう。Genedata Expressionistにより、製品とプロセスの深い理解に基づき、研究開発から規制環境下まで、グローバルなバイオ医薬品ネットワーク全体で情報に基づいた意思決定を行うことができます。」

Genedataは、本バージョンリリースにおいても、オリゴヌクレオチドを含む全てのモダリティのサポートにコミットしています。Genedata Expressionistは、オリゴヌクレオチド合成中の変異配列や化学修飾の検出に不可欠なMS/MSフラグメントスペクトルマッピングに基づいた同定機能を搭載し、不純物同定のためのインタクトMS機能で業界におけるリーダーとしての地位を確固たるものとしました。さらに、マスターライブラリーを構成することで、通常であれば個別に作成する必要がある修飾の選択を簡素化します。そして、mRNAのような天然かつ長鎖のオリゴヌクレオチドの場合、ポリ(A)テール配列解析のための候補の自動生成を可能にします。

Genedata Expressionistは今後も、世界中のバイオファーマ企業から信頼されるソリューションとして、あらゆるMSデータプロセスの自動化・統一化をサポートすることで、時間とコストを大幅に削減しながらも高品質な解析結果を提供し、組織全体のバイオ医薬品ワークフローの効率化へ貢献し続けます。


MAMを用いたNPDワークフロー全体の統合と自動化を実現するソリューションはゲームチェンジャーであり、QCにおけるMAMの早期利用開始を促進するでしょう。

Othmar Pfannes, Ph.D.
President of Genedata