Genedata Expressionist 18.0 リリース
GxP環境下における大規模データセットのレビューを迅速化し、ジスルフィド結合マッピングおよびトップダウン質量分析のためのタンパク質特性解析の新機能を提供
May 30, 2024
Basel, Switzerland
スイス・バーゼル、2024年5月30日-Genedataはこの日、質量分析(MS)を用いたバイオ医薬品の特性解析と品質管理を効率化・自動化するプラットフォームの最新バージョン「Genedata Expressionist® 18.0」のリリースを発表しました。本バージョンでは、タンパク質の緻密な特性解析のための新しいアルゴリズムが新たなバイオ医薬品の開発を効率化するとともに、高度なレビュー機能がGxP環境下におけるMS解析の導入を促進します。Genedata Expressionist 18.0は、2024年6月2日~6日カリフォルニア州アナハイムで開催される72nd Annual Meeting of the American Society for Mass Spectrometryにて初披露されます。
新たなバイオ医薬品モダリティの誕生とその複雑化は、特性解析の新たな課題を生んでいます。タンパク質のフォールディングや機能・安定性において重要な役割を果たすジスルフィド結合の配置決定はその代表例です。Genedata Expressionist 18.0は、タンパク質内のジスルフィド結合やその他のクロスリンクのマッピングの大幅な加速、偽陽性アノテーションの削減、そしてミスペアリングされた〈スクランブル〉の結合に自動的にフラグを立てる新しいアルゴリズムを搭載しています。この画期的な解析テクノロジーによって複雑な課題に対応し、バイオ医薬品特性解析の生産性を高める堅牢なソリューションを提供します。
今回のバージョンには、最先端のトップダウンMSアプローチを効率化・最適化するための新機能も搭載されています。Genedata Expressionist 18.0は、複数のフラグメントマッピング実験の結果を組み合わせて統合することで、タンパク質のカバレッジを向上させます。標準搭載の機能を拡張し、MSを用いた新たな手法に対応する姿勢は、業界内で最も革新的かつ効果的なソリューションをパートナーへ提供するというGenedataのコミットメントを表しています。
また、MS結果のレビューを容易にし、専門家の作業負担を軽減することで、バイオ医薬品の品質モニタリングのためのMulti-attribute Method(MAM)アプローチを可能にします。Genedata ExpressionistワークフローによるMSデータの完全自動処理・解析を行った後、専門家が一つ一つの結果をピーク統合レベルまで手動で検証・修正・承認します。全ての手動でのやり取り・コメント・変更は包括的な監査証跡に追加されるため、完全な透明性とトレーサビリティが保証され、厳しいGxP規制環境下におけるコンプライアンスの実施と運用を円滑にします。
Genedata CEO Othmar Pfannes, Ph.D.は次のようにコメントしています。「Genedata Expressionistの最新バージョンは、新たな医薬品のMSを用いた緻密な特性解析における新基準となり、医薬品ポートフォリオの進化あるいは分子の複雑化に伴い高まる詳細な機能情報を求める業界ニーズに応えます。さらに、Genedata ExpressionistはGxP環境下でのMAMの導入を促進することで、バイオ医薬品の研究開発を加速するとともに、品質モニタリングの効率性・正確性・包括性を高めます。」
Genedata ExpressionistはGxP環境下でのMAMの導入を促進することで、バイオ医薬品の研究開発を加速するとともに、品質モニタリングの効率性・正確性・包括性を高めます。
Othmar Pfannes, Ph.D.
CEO at Genedata