Genedata Expressionist 16.0 リリース:バイオ医薬品の質量分析における緻密な特性解析とGxPコンプライアンス機能の強化
上流工程におけるバイオ医薬品特性解析の最新要件に対応し、下流工程におけるGxP環境下の品質モニタリングプロセスを促進するバージョンをリリース
April 11, 2022
スイス・バーゼル、2022年4月11日- Genedataはこの日、各種装置や解析プロセス全体における質量分析データワークフローを効率化・自動化するエンタープライズソフトウェアソリューションの最新バージョン、「Genedata Expressionist® 16.0」をリリースしました。
Genedata Expressionist 16.0は、バイオ医薬品業界のリーディング企業との強力なコラボレーションにより開発され、バイオ医薬品の緻密な特性解析を可能にする幅広い機能を提供します。クリッピングの検出、サブユニット解析の実施、特徴的なフラグメントイオンの同定を促進する新しいアルゴリズムによって、複雑なバイオ医薬品の開発を効率化する包括的な分子情報を得ることができます。
また、品質モニタリングプロセスの規制対応環境での実施を促進するために、新たにGxPコンプライアンスにも対応しています。規制環境下における解析結果の再現性を担保する上で必要な全てのメタデータと処理プロセスを一括化し、プロジェクトデータの保管性、常在性、不変性を確保することで、データインテグリティとトレーサビリティを保証します。ユーザー権限設定の機能強化により、MSエキスパートが最適化しロックをかけたワークフローをルーティンユーザーが実行する、といった細かな制御も可能になりました。
最新バージョンの高度な特性解析とGxP環境下のプロセス促進によって、組織全体の複雑なデータプロセスの更なる連携と効率化、ならびにMulti-Attribute Method(MAM)などの機能横断的な解析プロセスの採用をサポートすることができます。
Genedata CEO Othmar Pfannesは次のようにコメントしています。
「Genedata Expressionistの最新リリースにより、バイオ医薬品の研究開発における次世代モダリティや新たな治療アプローチの進歩に対応できます。また、GxP対応を促進することで、バイオ医薬品業界で急速に拡大しているGenedataの顧客基盤に対して、バイオ医薬品の開発から製造に至るまで、解析データの効率的な活用を保証します。」
最新リリースにより、バイオ医薬品業界で急速に拡大しているGenedataの顧客基盤に対して、バイオ医薬品の開発から製造に至るまで、解析データの効率的な活用を保証します。